マンション管理士の講座選び

マンション管理士の本試験では、推理力と雑学が大切

マンション管理士の試験は、出題の全50問が四肢択一マークシート方式です。
多肢選択方式の穴埋め問題は一切ありません。
一見、答えを見つけ出すのが容易に思える、四肢択一だけを採用している理由はどこにあるのでしょう。

一般に資格試験では、四肢択一問題と多肢選択方式が混在している試験が多数派です。それは四肢択一で「理解度」を測り、多肢選択で「記憶力」を計るためです。そして混在型の資格試験では、多肢選択の方が対策も大変だとされています。

しかしマンション管理士試験では、あえて四肢択一問題だけを採用しています。
その理由は「徹底して深い理解」を問うためです。


このことをイメージしやすいよう平成22年の試験から1問を取(問24)り上げてみます。

〔問24〕マンションの照明設備に係る防犯上確保すべき床面における平均水平面照度に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1 共用廊下・共用階段の照明設備は、極端な明暗が生じないよう配慮しつつ、床面において概ね20ルクス以上を確保する。
2 共用玄関の存する階のエレベーターホールの照明設備は、床面において概ね50ルクス以上を確保する。
3 共用玄関以外の共用出入口の照明設備は、床面に布いて概ね10ルクス以上を確保する。
4 駐車場の照明設備は、極端な明暗が生じないよう配慮しつつ、床面において概ね3ルクス以上を確保する。

正解、つまり適切でない肢は「3」です。
正しくない部分は「床面に布いて概ね10ルクス以上 ×」で、
→「床面に布いて概ね20ルクス以上」とすると、この肢も正解となります。

こう書くと簡単そうに見えますが、この設問は、マンションの照明設備(共用廊下・共用階段、共用玄関、共用玄関以外の共用出入口、駐車場)が知識として棲み分けされていて、さらに「防犯上確保すべき」という観点が考慮されていて、さらにさらに平均水平面照度に関する知識を持ち合わせていないと、確信を持って正解を導き出すことはできないようになっています。

しかし上で管理人が述べたことは、完璧主義を好みがちな受験者の言い方でもあります。
マンション管理士の合格者でも、そこまで知識をパーフェクトにしている受験者はいないでしょう。

とはいえ、マンション管理士の試験は、予備知識を蓄えた上で、「推理力をはたらかせ、消去法で最もそれに近い答えを選ぶ」テクニックを身につけていないと合格できません。

ここでの例題はみなさんに可視化していただけるよう、あえて設備系の設問を選びました。しかし法令系の複合問題は、その比ではなく、非常に複雑に仕上げられています。
そして予備校や通信講座の教材は、マンション管理士試験のそんないやらしさに対応し、理解を促進するよう制作されています。

講座の教材も、その中心は基本的にはテキストと過去問集です。
これらをどう攻略したら、類推力(推理力)を働かせた回答テクニックを身につけられるかを次ページ以降でアドバイスしていきます。

必ず先を読み進んでください。

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