マンション管理士の講座選び

マンション管理士の試験範囲は大きく3つです。

当サイトの前段では、おもに「マンション管理士の講座選び」というテーマで解説をしてきました。効率よく合格をめざす上で、どんな予備校や通信講座を、そのなかでどんな「講座」を選ぶのがみなさんの試験対策にとって得策か…。その概ねをご理解いただけたのではないでしょうか。

ここより後半では、マンション管理士の「勉強法」を中心にお話しします。
まずは、マンション管理士試験の出題範囲を押さえることが大切です。
1回の試験で合格をめざすみなさんこそ、「木を見て森を見ず」というようなことには、絶対になってはいけません!
初めのうちはおぼろ気であったにせよ、まず全体像を押さえてしまうことが重要です。

以下は試験団体である財団法人マンション管理士センター(http://www.mankan.org/)が公開している、試験範囲です。

(1)マンションの管理に関する法令及び実務に関すること
(2)管理組合の運営の円滑化に関すること
(3)マンションの建物及び附属施設の構造及び設備に関すること
(4)マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること

初学者の方ですと、これだけでは具体的なイメージはまるで湧いてこないと思います。

ちなみに「(1)マンションの管理に関する法令及び実務に関すること」の内容を詳しく見ていくと、
建物の区分所有等に関する法律、被災区分所有建物の再建等に関する特別措置法、マンションの建替えの円滑化等に関する法律、民法(取引、契約等マンション管理に関するもの)、不動産登記法、マンション標準管理規約、マンション標準管理委託契約書、マンションの管理に関するその他の法律(建築基準法、都市計画法、消防法、住宅の品質確保の促進等に関する法律等)
と、今度は法律のオンパレードとなり、1度読んだくらいではまるで頭に入ってこないでしょう。

さらに困ったことに、財団法人マンション管理士センターは、出題範囲について「想定されるマンション管理士試験の内容」とことわり書きをしており、試験の範囲を明確には限定していません。おそらく試験の傾向をなるべく掴みにくくして、試験の水準を保つことを意図しているのでしょう。

勉強を始めてみるとわかりますが、マンション管理士の試験はホントに裾野が広いです。教壇で教える講師にも、枝葉末節まですべて把握できている指導者はいないと思います。

ですから、ある程度の割り切り(そのことをプロは前向きに合理的と呼びます)が必要です。

上に紹介した4つの出題範囲は、
(1)「法令系の出題」
(2)「会計・管理実務の出題」
(3)「設備系の出題」
(4)「分譲マンションの基本的なルールを定めた法律についての出題」
と、その意味を簡略化して捉えてください。

そしてこの4つをさらに分類して簡略化すると
●法律系の科目
●会計・管理に関する科目
●建築・設備系の科目
の3つにまとめることができます。

これでみなさんにもすっきりしていただけたのではないでしょうか。
前段で、「建築に携わっている人、法律を知っている人のアドバンテージ」とお話しした意味が、ここでやっとお分かりいただけたのではないかと思います。

マンション管理士の試験対策とは、突き詰めてしまえば、「法令系」と「設備系」と「会計・管理」の勉強をすることです。

次ページ以降、おのおのの詳細を見ていきます。
全体像の把握に、ぜひお役立てください。

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